ホームインスペクション(住宅診断)とは
ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅の売買などの際に、建築のプロが第三者的な立場からその建物の現状や状態を診断・調査するものです。住宅の劣化状況や欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用までを依頼主にアドバイスします。診断は約3時間程度で、その後1週間ほどで診断報告書を発行させていただきます。
診断箇所
買主の場合、どんなことに役立つ?
新築(戸建て・マンション)住宅の引渡しを受ける前に不具合箇所を見つけられる)
ホームインスペクション(住宅診断)を行うことで引渡し前に建物の不具合箇所などを見つけることができて、新居に安心して居住できます。
中古(戸建て・マンション)住宅購入の判断材料になる(欠陥や不具合によるトラブルを避けることができる)
ホームインスペクション(住宅診断)を行うことで住宅の価値を判断することができ、購入するか否かの適切な判断を行うことができます。
適切な補修・修繕費用を把握できる
中古住宅を購入後、リフォームを検討されている方は建物の劣化状況をしっかりと把握することで適切な補修・修繕費用を算出することができます。さらに、床下や屋根裏の詳細診断により躯体の劣化状況が把握でき、長期的な補修・修繕計画を立てることができます。リフォーム会社や施工会社ではなく、第三者の建築のプロによる適切なアドバイスが受けられます。
住宅ローン減税やフラット35を活用できる
ホームインスペクション(住宅診断)を実施することで住宅ローン減税やフラット35を活用できる場合あります。詳しくは下記をご覧ください。
売主の場合、どんなことに役立つ?
引渡し後のわずらわしいトラブルを回避する
引渡し後に重大な瑕疵が見つかり、買主とトラブルになってしまうようなことを避けることができます。重大な隠れた瑕疵が見つかれば想定外の出費が発生する可能性があります。
買主に安心して購入してもらえる
第三者により、建物の品質が担保されることで、買主は安心して物件の購入に踏み切れます。
買主にメリットを提示でき、売買契約を早く締結できる
ホームインスペクション(住宅診断)を実施することで、買主のメリットになるローン減税やフラット35の優遇の受けられる住宅としてアピールでき、買主の決断を得ることができる
売主責任を減免できる
ホームインスペクション(住宅診断)を実施することで、かし保険の加入要件を満たすことができる住宅として付加価値を付けられる可能性があります。かし保険付き住宅または買主にかし保険の加入を促すことで、売主の瑕疵担保責任を減免できます。今後さらに売主責任が問われる流れの中で、ホームインスペクションが注目されています。
これから新築しようと考えている方場合、どんなことに役立つ?
ホームインスペクション(住宅工程検査)を実施することで、建物が完成してからではわからなくなってしまう基礎(配筋)や軸組などの構造部、また防水や断熱などの居住性に関わる部分を工事中の検査を行うことで欠陥や不具合を防ぐことができます。詳しくは下記をご覧ください。
不動産事業者 支援情報
ホームインスペクションさいたまは不動産事業者の皆様への支援も提供しております
大手不動産事業者などでは、自社取扱物件に対し「インスペクション済」であることを付加価値として買主に安心感を与えることで他の不動産物件と差別化をはかり、早い段階で売買契約の締結をとりつけています。
引渡し後の不具合発覚によるトラブルを回避できる
引渡し後、不具合が発覚し売主・買主の間に入って長期間に渡り手をわずらわされることを避けることができます。
住宅ローン減税、フラット35の活用による成約率の向上
買主のメリットととなる住宅ローン減税やフラット35を活用できるよう、必要書類の作成ならびに申請を行っています。
かかる費用の目安(中古住宅診断)
標準診断 | 総合診断 | |
130㎡未満 | 45,000円〜
(診断報告書作成の場合 +10,000円) |
80,000円〜
(診断報告書作成の場合 +10,000円) |
150㎡未満 | 55,000円〜
(診断報告書作成の場合 +10,000円) |
90,000円〜
(診断報告書作成の場合 +10,000円) |
150㎡以上 | 要相談 | 要相談 |