住宅診断で何がわかる?
住宅診断(ホームインスペクション)を実施することにより、その建物の正しい情報を知ることができます。特に、下記のことがわかります。
☆その住宅の現在の状態がわかります。
住宅診断(ホームインスペクション)は、人でいうところの「健康診断」にあたります。建築の専門家である建築士が、基礎、外壁・屋根、床下や屋根裏などまでを非破壊でしっかりと調査いたします。その住宅に不具合や欠陥はないか、劣化している箇所はないかを確認し、ご依頼者様にお伝えします。住宅取引時には判断材料の一つとしていただくことで、買主・売主間での「知らなかった」を無くし、トラブルのリスクを減らすことができます。
例えば
「なかなか目には見えませんが、こんなところが劣化している可能性があります」
「床下に劣化事象が見られます。このままでは××といった問題を引き起こしてしまう可能性があります」
「あと〇年くらいであれば、このままでも問題なく住めそうです」
など
☆修繕にかかる費用の目安がわかります。
住宅診断(ホームインスペクション)を実施すると、思わぬ不具合・欠陥や劣化が判明する場合があります。しかし、適切なメンテナンスや修繕を行うことで、十分に住むことができる場合がほとんどです。それらの不具合・欠陥や劣化を最小限の範囲で修繕する際に、目安となる工事費用や相場をお伝えいたします。将来の資金計画を立てる際にお役立てください。
例えば
「〇〇の修繕にはおおよそ××円の工事費がかかりそうです」
「今しがた必要な修繕だけでいうと、××円の工事費で済みそうです」
など
☆今後、修繕が必要となる時期とその内容がわかります。
住宅診断(ホームインスペクション)実施後、調査した箇所ごとに今後いつどのような劣化を起こす可能性があるかをお伝えします。また、それに対してどのような修繕が必要かどうかをお伝えします。
例えば
「入居前に、〇〇については修繕しておきたいところです」
「今はまだ劣化していないけれど、これから〇年で劣化する可能性があります」
「最低限〇〇だけ修繕しておけば、数年は問題なさそうです」
など
☆リフォーム・リノベーションにかかる費用の目安がわかります。
修繕とは別で計画されている、リフォーム・リノベーションついても、住宅診断で調査した内容を踏まえたうえで第三者としてアドバイスさせていただきます。必要最低限で行った場合はいくら費用がかかるのか、こだわったものとする場合はいくら費用がかかるのか、その目安と相場、そして予算内で出来る工事範囲をアドバイスいたします。
例えば
「修繕箇所と組み合わせれば、余分に工事することなくリフォーム・リノベーションできそうです」
「建物の構造上、この部分についてはリフォーム・リノベーション時に不安が残りそうです」
など